大学入試の最先端ニュース!私立大の入学金が返還される!?私立大へ文科省が提言

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https://diamond.jp/educate/articles/-/400443

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記事の要約

文部科学省は、
私立大学への進学希望者が負担している「入学金の二重払い」問題に対応するため、
2025年6月に全国の私立大学へ学生の負担軽減を要請した。
さらに10月には、2026年度入試に向けて各大学の実施状況を確認する方針を示した。
背景には、併願校に合格して入学金を納付した後、
第一志望校に合格してそちらに進学するなど、
複数校に入学金を支払うケースが増えていることがある。
通知では、入学金額の抑制や納付期限の延長・分納、
入学しない場合の返還や減免の検討など、
学生と保護者の経済的負担を軽くするための対応を大学側に求めている。

大学入試のプロはこう考える!

2025年6月、
文部科学省は全国の私立大学に、入学辞退者の「入学料に対する学生の負担軽減」を要請しました。
そこから、大阪府の桃山学院大学が入学辞退者に入学金の8割を返還したり、
岡山県の美作大学が国公立大学に合格し、その大学に進学する意思がある者全額返還することを決めました。

その他、
新潟県の新潟工科大学
東京都の文化学園大学、産業能率大学
の合計5つの大学が入学辞退者への一部返還または全額返還することを発表しました。

私立大学の「入学金2重払い問題」は毎年進路指導においても頭を抱えています。
というのも、入学金は決して安くなく、
記事でも触れられていますが、平均で24万円ほどかかります。
余分な入学金を払わないように、受験スケジュールは綿密に考える必要があります。

これがもし返還される、となると受験生やその保護者にとっては
非常にありがたい話ですね。
(24万円あったら車の免許取れますもんね)

とはいえ、この「入学金」が私立大学の一つの大きな収入源であることは間違いなく、
これを全部返還する、となると私立大学にとっては
大きな痛手を負うことになります。

ただでさえ少子高齢化が進んでおり定員割れする大学が多い中
さらに入学金も返還する必要があるとなると…

いくつかの私立大学は、
閉学を余儀なくされてしまうでしょうね。

三重県の高校生には関係があるか?

とはいえ、東海圏では入学金の返還に手を挙げた大学はまだ一つもありません。
今年度については、三重県の高校生の多くが受験するような大学については
従来通りの方式で進むと思われます。

私立大学にとってもなかなか踏み切りにくい提言です。
様子見の大学が多くなるかもしれませんが、
もし東海圏の大学が返還を決めたらまたお知らせをします!

今後の動きに要注目!

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