津駅西口から徒歩2分、ナセバ進学予備校です。
今回は、中・高生向けに定期テストに向けたNGの勉強法をお伝えします。
自分自身の勉強を振り返って、
実は非効率的な勉強をしてしまっていないか、確認してみてください!
また、最後に、
受験まで知識が定着するような、効率的な勉強方法もお伝えします。
ぜひ最後までお読みください!
定期テストに向けたNGな勉強
その①:計画を立てない
1つ目は「勉強の計画を立てない」ということです。
その日の気分で勉強する科目を決めていると、
無意識のうちに勉強不足の科目が出てきてしまいます。
その結果、テスト前の課題が特定の科目だけ手つかずの状態で、
直前はその科目の勉強しかできず、しかも答えを写してしまう・・・。
こんなことになってしまうと、
定期テストの点数は上がりません。
その②:暗記物は直前に詰め込む
2つ目は「暗記物を前日などの直前に集中して取り組む」です。
前日や当日に確認程度に時間を割くのは問題ありません。
NGなのは、
「それまで暗記系には手を付けず、直前にまとめて取り組む」
ことです。
確かに、直前に行うことで、
定期テストの点数は取れるかもしれません。
ですが、
多くの場合それは短期記憶にとどまってしまっています。
そうすると、
せっかく苦労して勉強したことのほとんどを受験前には忘れてしまい、
もう一度ゼロから勉強することに…。
また、この勉強法の恐ろしいことは、
前述したとおり、
「定期テストでは点数が取れてしまう場合がある」ということです。
定期テストで点数が取れると
「自分はこの単元は得意だ」と思うはずです。
ですが、受験勉強として復習をしてみると覚えられていません。
得意と思った単元ができていない、ということはモチベーションに大きく響きます。
そうなると、ますます暗記から逃げてしまう・・・
ということになってしまう可能性があります。
その③:間違えた問題の復習をしない
3つ目は「間違えてしまった問題の解き直しをしない」です。
勉強は、×や△をひとつひとつ〇にしていく工程です。
点数向上するためには、
×や△だった問題に時間をかける必要があります。
だからこそ、勉強していく中で間違えてしまった問題は、
必ず翌日以降に解きなおしをするべきです。
時間が経っても正答することができれば、
その問題については解けるようになったといってもいいでしょう。
よくあるNG行為としては、
「解説を読んで理解したから大丈夫」と思ってしまい、
実際に解き直しをしないことです。
人間の記憶は曖昧なものなので、
できると思ったことが実際にやってみると意外とできないこともあります。
本当にできるようになったのかは解いてみないと分かりません。
受験まで役立つ!効果的な定期テスト勉強法
次からは効果的なテスト勉強法をお伝えします。
基本的には、
前述しているNG勉強法の逆を行う、という考えです。
その①:計画を立てる
1つめは、「テスト勉強の計画を立て、科目ごとのバランスを取る」です。
勉強計画はもちろん細かいことに越したことは無いですが、
あまり細かすぎると
計画通りいかなかったときに調整しにくいデメリットもあります。
「〇日までにこれは終らせておく」
「△日にはここからここまでは暗記しておく」
など、ザックリとした勉強計画でも構いません。
それを基に、
その日の勉強する科目や内容を考えると良いでしょう。
計画したとおりに進まなそうな科目があれば、
その科目を重点的に取り組んだりするなど、
適宜修正も加えていくようにしましょう。
その②:暗記科目は何度も確認する。
2つ目は「暗記科目は日を跨いで何度も確認する」です。
どうせテスト勉強をするのであれば、
そこで覚えた知識は受験の時まで覚えておき、
受験生になったときの負担を減らしたいところです。
短期記憶を長期記憶に変換する秘訣は、
「それに触れた日数」です。
時間ではありません。
突然ですが、
皆さんは、中学や高校に入学したときに、
クラス全員の名前を知っていたでしょうか?
夏休み前にはクラス全員の名前は暗記できていると思いますが、
それは皆さんが暗記しようと努力したからでしょうか?
恐らくそうではなく、「気づいたら覚えていた」ハズです。
なぜそうなるかというと、
クラスメイトはほぼ毎日顔を合わせ、何かしらでその人の名前に触れるからです。
また、夏休みを経たら名前を忘れてしまう、
ということもほとんどありません。
たくさん触れることで短期記憶ではなく、
長期記憶になっているからです。
勉強も同じです。
繰り返し繰り返し、日を跨いで確認することで、
その記憶は強固なものになっていきます。
そうすると、
半年後に受験勉強で復習をした際もスムーズに進めることができます。
その③:解き直しを直後と後日に行う
3つ目は、「間違えた問題は、直後、後日と複数回行う」です。
その②と被ってしまうことはありますが、
間違えた問題については、
解き方、考え方の暗記が必要です。
特に、基礎問題ほど暗記からは避けて通れません。
ただし、
用語の意味や計算過程の意味が分からないまま
暗記したり解き直しをしたりすることは避けましょう。
そのように覚えた知識は応用が利きません。
分からないことは、先生や友達に聞いたり、調べたりして解決するようにしましょう。
その④:勉強時間を確保する
4つ目は「勉強時間を確保する」です。
なんだかんだでこれが一番大事です。
勉強は、最初は「質より量」です。
たくさん勉強するからこそ、
自分に向いている勉強の仕方が分かるのです。
短時間で、ずっと覚えられるようになる記憶術などありません。
あるとしたら全員それをやっています。
NGな勉強法をしてしまった人のほとんどが、
「こんな勉強していても良くない」と感じているハズです。
ではなぜそれをしてしまうのかというと、
「時間がないから」が理由の一つです。
だからこそ、スキマ時間を活用したり、
部活が忙しい人は早めにテスト勉強をスタートしたりと、
自分にできる勉強時間の確保をしましょう。
「モチベーションが湧かない」という人は、
勉強する場所を固定すると良いです。
やる気が出なくても、
部活で疲れていても、
とりあえずそこには行く、ということを行いましょう。
意外と勉強し始めると、集中できることが多いです。
どうしても眠くて勉強できない、
という場合は早めに帰って、
早めにベッドに入り睡眠時間を確保しましょう。
普段寝る時間までに眠気がやってくる場合は睡眠時間が足りていない証拠です。
次の日から集中できるように生活リズムを整えましょう。
まとめ
テスト勉強に向けたNGな勉強法
① 計画を立てない
② 暗記物は直前に取り組む
③ 間違えた問題の復習をしない
テスト勉強に向けた効率的な勉強法
① 勉強計画を立てる
② 暗記科目は何度も確認する
③ 解き直しを直後と後日行う
④ 勉強時間を確保する
一朝一夕では成績は変わりません。
正しいことの積み重ねを繰り返し、
受験まで役立つテスト勉強をしましょう!