【2024年最新版】三重大学の受験対策!難易度や偏差値、勉強方法を解説!≪文系学部編≫

三重大学は津市にある国公立大学です。

三重県にある国公立大学はこの三重大学、三重県立看護大学の2校のみなので、
県内唯一の文系学部がある国公立大学です。

三重県伊賀市が忍者で有名ということもあり、
忍者を学術的に取り扱っている珍しい大学です!

文系の学部は、
人文学部、教育学部があり、
理系の学部は
工学部、生物資源学部、医学部があります。

今回は、文系に絞って知っておきたい情報や入試対策をまとめました!

目次

三重大学の偏差値・難易度

河合塾が提供する、大学検索サイト「Kei-Net」によると、
三重大学の偏差値・難易度は
人文学部 共通テスト得点率61~70% 偏差値55.0
教育学部 共通テスト得点率45~70% 偏差値45.0~55.0
となっています。

教育学部の共通テスト得点率や偏差値に幅があるのは
学科による差が大きいためです。
自分が希望する学科の偏差値・難易度がどれくらいか
必ず確認をしましょう。

受験に必要な科目

人文学部

共通テストは、
文化学科、法律経済学科ともに、
現古漢、数ⅠAⅡBC、リーディング、リスニング、地歴公民から2科目、理科基礎科目から2科目、情報
の6教科8科目あるいは7教科8科目の受験が必要です。

新しく追加される「情報」の配点は、
文化学科が前期は30点、後期は10点
法律経済学科が前期は50点、後期は20点と圧縮されて計算されます。

2次試験は
文化学科の前期が現古漢と英語の2科目
後期は1000~1200字の小論文と調査書
法律経済学科の前期が現古漢or数学ⅠAⅡBCと英語の2科目
後期は1000~1400字の小論文と調査書です。

教育学部

教育学部は、選択するコースによって受験科目が変わってきます。
詳細は三重大学のHPにて確認してください。

配点

各学部・学科/コースの配点は以下の通りです。

学部学科・コース共テ配点2次試験配点
人文学部文化学科900600
法律経済学科900600
教育学部国語教育コース475400
社会教育コース475400
数学教育コース475400
理科教育コース475400
音楽教育コース550280
美術教育コース550250
保健体育教育コース650240
技術・ものづくり教育コース475400
家政教育コース475400
英語教育コース475400
特別支援教育コース475400
幼児教育コース475400
学校教育コース475400

どの学科・コースも共通テストと2次試験で得点比率が同じくらいです。
共テ対策だけではなく、2次対策にも時間をとる必要があります。

各科目の特徴と勉強法

ここからは、各科目の特徴と対策を伝えていきます。
勉強の進め方も載せているので、ぜひ参考にしてみてください!

国語の特徴

解答時間は人文学部は120分、教育学部は100分で、
大問は4つです。
問題は学部ごと異なります。

大問1が評論文、大問2が小説・エッセイ、大問3が古文、大問4が漢文です。
各大問には語句問題などの基礎を問う問題もあります。
評論文、小説問題には記述問題がありますが、
指定字数は特に決まっていないようです。

古文・漢文には現代語訳問題や内容説明問題があります。

国語の対策

各大問、癖がある問題はありません。
問題量に対して解答時間が多くあるので、文章をしっかりと読み込み、
正確な理解をすることが求められます。

そのため、いかに基本事項が頭に入っているか、が重要です。
文章を読むための語彙、古典文法などを夏までにきちんと暗記しましょう。
ここをないがしろにしてしまうと三重大学に関わらず、
国語で安定した点を取ることは難しくなります。

そのうえで、遅くとも秋以降には
実践問題に多く取り組み、正確な答案を作れるような練習をしましょう。

英語の特徴

解答時間は人文学部、教育学部ともに80分で、
大問は3つです。
問題は共通です。

大問1が文章を読んでの英問英答、大問2および大問3が長文読解問題です。
問題の中に日本語訳も含まれます。

捻った問題はなく、語彙力や正しい英文解釈、文法の理解度が試される問題です。

英語の対策

特別な知識を必要とする問題ではないので、
夏までに語彙力と文法力を鍛えましょう。
秋以降には英文解釈や長文読解問題に多く取り組みましょう。

解答時間も充分にあるので、
じっくり考えることができる分、基礎力とそれを扱える力が試される問題です。

数学の特徴

人文学部については、数学は法律経済学科のみの実施です。
解答時間は人文学部、教育学部ともに120分で、
大問は3つです。
問題は学部ごとに異なります。

大問1が小問集合、大問2および大問3が単元を決められての出題です。

大問1は学校教材レベルの問題が出ており、
ほかの教科と同様に基礎を非常に重視していることが分かります。

数学の対策

学校教材レベルの問題が解ければ、合格点は取ることができます。
ですので、夏までには学校教材(3TRIAL、4STEP、クリアーなど)に載っている問題なら
すべて解けるようにしておきましょう。
秋以降には過去問を多く解き、アウトプット中心に行いましょう。

また、2次試験では途中式はもちろん、
なぜその式が出てきたのかを記述する必要があります。
普段からそれを書く癖をつけておくようにしましょう。

まとめ:三重大学は基礎が非常に重要!

人文学部・教育学部ともに共通テストは6割以上は必要!
共テと2次試験の得点比率は差が無いことが多いので、2次対策も万全に!

・2次試験ではどの科目も基礎が大事!
暗記するべきことは夏までにしっかりと終わらせ
秋からは過去問演習に取り組もう!

三重大学は国公立大学なので、
必要な科目数が多く、計画的な勉強を進める必要があります。

「いつまでに、なにを、どのくらい」というのをしっかりと考え、
それに沿って勉強を進めていくようにしましょう!

皆さんが第一志望に受かりますように。
心から祈っています!

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