【2024年度最新版】三重大学の推薦入試に向けた対策や準備についてお話します!

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今回は、三重大学の推薦入試について解説をします。

推薦入試は、もちろん試験問題の対策も必須ですが、
それと同じくらい、
出願条件を満たせるくらい日々努力しているかどうか
ということが評価されます。

推薦を考えていたのに
そもそも出願資格がない…
ということにならない様、
受験生以外の学年の方も参考にしてください!

目次

三重大学の推薦入試の種類

各学部・学科(コース)の共テの有無と対象について

最初に、対象の高校の学科について述べていきます。
詳しくは三重大学の募集要項を必ずご確認ください。

特に、学科が指定されている場合は、
自分が条件を満たしているのか注意が必要です。

普通科に属しているのに、
工業系や商業系の学科の条件と勘違いしない様にしましょう。

人文学部
法律経済学科
推薦A…共通テストを課さない。普通科、理数に関する学科、外国語に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科。
推薦B…共通テストを課さない。総合学科、商業に関する学科、情報に関する学科。
推薦C…共通テストを課す。全ての学科。

文化学科
推薦C…共通テストを課す。全ての学科。

教育学部
技術・ものづくり教育コース
推薦Ⅰ…共通テストを課さない。工業に関する学科又は総合学科。
地域推薦(三重県南部)…共通テストを課す。全ての学科。
地域推薦(三重県全域)…共通テストを課す。全ての学科。

学校教育コース(教育学専攻および教育心理学専攻)
推薦Ⅰ…共通テストを課さない。全ての学科。
地域推薦(三重県南部)…共通テストを課す。全ての学科。
地域推薦(三重県全域)…共通テストを課す。全ての学科。

家政教育コース
推薦Ⅱ…共通テストを課す。全ての学科。
地域推薦(三重県南部)…共通テストを課す。全ての学科。
地域推薦(三重県全域)…共通テストを課す。全ての学科。

国語/社会/数学/理科/音楽/美術/保健体育/英語教育コース
地域推薦(三重県南部)…共通テストを課す。全ての学科。
地域推薦(三重県全域)…共通テストを課す。全ての学科。

特別支援/幼児教育コース
地域推薦(三重県全域)…共通テストを課す。全ての学科。

医学部
医学科
一般枠…共通テストを課す。全ての学科。
地域枠…共通テストを課す。全ての学科。

看護学科
一般枠…共通テストを課す。全ての学科。
地域枠…共通テストを課す。全ての学科。

工学部
機械工学コース
推薦①…共通テストを課さない。全ての学科。
推薦②…共通テストを課す。全ての学科。

電気電子工学コース
推薦①…共通テストを課さない。全ての学科。
推薦③…共通テストを課さない。工業(電気電子)に関する学科。

応用科学コース
推薦①…共通テストを課さない。全ての学科。

情報工学コース
推薦②…共通テストを課す。全ての学科。

電子情報工学コース
推薦④…共通テストを課さない。全ての学科。女子枠。

生物資源学部
農林環境科学コース
推薦Ⅰ…共通テストを課さない。農業、水産、工業に関する学科及び総合学科。
推薦Ⅱ…共通テストを課す。普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科。

海洋生物資源学コース
推薦Ⅰ…共通テストを課さない。農業、水産、工業に関する学科及び総合学科。
推薦Ⅱ…共通テストを課す。普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科。

生命化学コース
推薦Ⅰ…共通テストを課さない。農業、水産、工業に関する学科及び総合学科。
推薦Ⅱ…共通テストを課す。普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科。

生物資源総合化学コース
推薦Ⅱ…共通テストを課す。普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科。

推薦入試の出願条件

各学科、推薦入試に出願するための条件があります。
その中でも、成績の条件や、英検などの資格が必要など、
注意が必要なものだけまとめました。
なお、地域枠については細かい指定がありますので募集要項にてご確認ください。

条件が書いていない区分の推薦は、
「高校(相当の学校)を卒業又は卒業見込みの者」となっています。

人文学部
法律経済学科
【推薦A】
成績がA段階(5.0~4.3)である者。
英検準2級以上を取得している者。
【推薦B】
成績がA段階(5.0~4.3)である者。
英検準2級以上を取得している者。(その他簿記検定など対象の資格がある)
【推薦C】
成績がB段階(4.2~3.5)以上である者。

文化学科
【推薦C】
成績がB段階(4.2~3.5)以上である者。

教育学部
技術・ものづくり教育コース
【推薦Ⅰ/地域推薦(三重県南部および全域)】
成績が4.0以上の者。

学校教育コース(教育学専攻および教育心理学専攻)
【推薦Ⅰ】
成績が3.5以上の者。
【地域推薦(三重県南部および全域)】
成績が4.0以上の者。

家政教育コース
【推薦Ⅱ】
成績が3.5以上の者。

国語/社会/数学/理科/音楽/美術/保健体育/英語教育コース
【地域推薦(三重県南部および全域)】
成績が4.0以上の者。

特別支援/幼児教育コース
【地域推薦(三重県全域)】
成績が4.0以上の者

医学部
看護学科
成績が4.0以上の者

工学部
機械工学コース
【推薦①】
成績がB段階(4.2~3.5)以上の者。
【推薦②】
成績がB段階(3.2~3.5)以上の者。

電気電子工学コース
【推薦①】
成績がB段階(4.2~3.5)以上の者。
【推薦③】
成績がクラスで上位5%以内の者。
電気電子工学に関する専門的な資格を有するもの(詳細は募集要項で確認)

応用化学コース
【推薦①】
成績がB段階(4.2~3.5)以上の者。

情報工学コース
【推薦②】
成績がB段階(4.2~3.5)以上の者。

電子情報工学コース
【推薦④】
成績が3.5以上女子

生物資源学部
農林環境科学コース
【推薦Ⅰ】
成績が4.0以上の者。
【推薦Ⅲ】
成績が3.3以上の者。

海洋生物資源学コース
【推薦Ⅰ】
成績が4.0以上の者。
【推薦Ⅱ】
成績が3.3以上の者。

生命化学コース
【推薦Ⅰ】
成績が4.0以上の者。
【推薦Ⅱ】
成績が3.3以上の者。

生物資源総合学科コース
【推薦Ⅱ】
成績が3.3以上の者。

学科や推薦の種類によって条件は異なりますが、
条件が厳しいほど倍率は低くなっています。

三重大学の推薦入試の対策

出願条件について

三重大学は成績(評定平均)が出願要件にあります。
つまり、
学校の定期テストを1年生のうちからしっかりと点数を取っておくことが非常に重要です。

評定平均はすぐには上がりません。
高2の冬や高3生になってから頑張っても、
要件を満たせないこともあります。

推薦入試を絶対に受けるべきだ、
とまでは言いませんが、
受けられる選択肢をもっておけるようにしましょう。

試験科目について

小論文、面接が中心となっています。
小論文については、課題文を読み、答えるという問題が多いです。

一つの課題文につき、設問が2~3問あり
「本文に書かれていることを答える」という現代文の要素が強い問題
「あなたの考えを書きなさい」と自分の主張を書く問題
に分かれています。

小論文や面接については、
もちろん数をこなす練習が必要です。

ただ、その手前として、
自分が志望する学科に関わる書籍を
少なくとも1冊は読んでおくようにしましょう。

特に、「新書」がおススメです。

推薦入試では、
学科に関する興味があるかどうか、ということを判断されます。

面接や志望理由書で、いくら
「私は情報学について興味があります」と書いたり言ったりしても、
「シンギュラリティ」
「IoT」
「NFT」などの情報学に関わる初歩的な用語を知らなかったりすると
「この学科について本当に興味があるのか?」と思われて当然です。

用語を知っていればいいわけではなく、
その用語がどんな文脈で使われているのか
それを取り巻く現状はどうなっているのか

などを知っていた方が小論文も面接も通りやすくなります。

高3になってから本を1冊読むのは時間がないと思うので
推薦入試の受験を考えているのであれば、
高1、高2の内に本を読んでおくことをおススメします。

それをしたうえで、
過去問演習に取り組むとより良い対策ができるでしょう。

まとめ

・推薦入試を考えている人は出願要件を満たせるように高1から意識すること!
・本格的な対策に入る前の準備として、本を1冊以上読んでおこう!

推薦入試の対策として、
たくさん問題を解く
たくさん面接練習をする
ということももちろん大事ですが、
高3になるまでにどれくらい準備ができたか、
ということも合否に大きく影響します。

「推薦希望だからそんなに勉強しなくて大丈夫」ということはありませんので
一般受験で受ける人も、推薦入試で受ける人も
継続的な対策をしていきましょう!

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