【2024年最新版】三重大学の受験対策!難易度や偏差値、勉強方法を解説!≪理系学部編≫

三重大学は津市にある国公立大学です。
理系の学部は
工学部、生物資源学部、医学部があります。

三重大学は環境問題にも力を入れている大学なので、
全国的にも珍しい生物資源学部があります。

また、工学部は2025年4月から
半導体製造とAI・デジタル分野を学ぶための
「電子情報コース」が新設されます。

今回は、そんな三重大学の理系学部に絞って
知っておきたい情報や入試対策をまとめました!

目次

三重大学の偏差値・難易度

河合塾が提供する、大学検索サイト「Kei-Net」によると
三重大学の偏差値・難易度は

工学部 共通テスト得点率60~73% 偏差値47.5~55.0
生物資源学部 共通テスト得点率61~70% 偏差値47.5~50.0
医学部看護科 共通テスト得点率60% 偏差値47.5
医学部医学科 共通テスト得点率82% 偏差値65.0

となっています。

いずれの学部も6割以上は必要です。
学科によって必要な得点は異なるので、
自分の希望する学部・学科の偏差値・難易度がどれいくらいか
必ず確認をしましょう。

受験に必要な科目

生物資源学部

共通テストは
すべての学科で6教科8科目必要です。
新しく追加される「情報」の配点は
全ての学科が50点で統一です。

2次試験は、
全ての学科で同一の科目で
前期は数ⅡBC or 数ⅢBCと理科から1科目の合計2科目
後期はペーパーインタビューです。

工学部

共通テストは
すべての学科で6教科8科目必要です。

新しく追加される「情報」の配点は
全ての学科が50点で統一です。
ただし、情報工学科の後期のみ100点の配点です。

2次試験の科目は、
前期はすべての学科で
数ⅢBCと物化から1科目の合計2科目です。
後期は物理or化学(学科ごとで設定)と調査書です。
建築学コースの後期のみ立体スケッチと面接です。

医学部

共通テストは、
医学科が6教科8科目
看護学科が6教科7科目です。
(地歴公民から1科目、理科から1科目選択)

新しく追加される「情報」の配点は
医学科が50点
看護学科の前期が75点です。

2次試験は
医学科の前期は
数ⅢBC、理科2科目、英語の合計3科目と面接
後期は小論文
看護学科の前期は
現古漢or数ⅡBC、英語の2科目と面接
後期は小論文と面接です。

配点

各学部・学科/コースの配点は以下の通りです。

学部学科/コース共テ配点2次配点
生物資源学部生物資源総合科学1250500
農林環境科学1250500
海洋生物資源科学1250500
生命化学1250500
工学部機械工学650600
電気電子工学650600
応用化学650600
建築学650600
情報工学650600
電子情報工学650600
医学部医学科650700
看護学科825400

工学部、医学部医学科は
2次試験の配点が多いので、夏以降の2次対策が合否を分けそうです。

一方、生物資源学部は共テの配点がかなり高いので、
共通テストでほとんど合否が決まります。

各科目の特徴と勉強法

看護学科と医学科の英語については、
文系と同じ問題を扱っているので、そちらをご確認ください。

数学の特徴

どの学部も解答時間120分、大問3つです。
大問1は小問集合となっており、点数を稼ぎたいところです。
難問、奇問は少なく、
入試問題としては標準的な難易度です

ただし、医学部医学科の問題に関しては、
一部難易度が高い問題が出題されています。

試験時間に対しての問題数も少ないので、
1問1問じっくりと考えて取り組むことができます。

数学の対策

まずは学校教材レベルの問題を解けるようにしましょう。
その際、ただ解放を暗記するだけではなく、
「なぜこの解き方をするのか」
「今行っている計算は何のためにしているのか」

など、論理的に考える癖付けをしましょう。

また、2次試験では途中式はもちろん、
なぜその式が出てきたのかを記述する必要があります。
一朝一夕では身につかないので、
普段から書く癖をつけておきましょう。

理科の特徴

工学部、生物資源学部は1科目を90分
医学部医学科は2科目を150分で解くことになります。
大問数は物理・化学・生物とも3題です。

どの科目も分野は幅広く出ています。
難易度は標準的なものが多く、基礎力が試される試験です。

ただし、医学部医学科は解答時間に対して問題数が多くなっています。
一つ一つの問題を効率よく解くことが求められています。

理科の対策

数学同様、
まずは学校教材に載っている問題をすべて解けるようにしましょう。
どの科目も満遍なく出題されるため、
いかに抜けている部分を無くすかが重要です。

夏までに基礎固め=学校教材を終わらせ、
秋からの過去問演習の中で出てきた穴を埋める、
という勉強の基本を忠実になぞれば合格点を獲得できます。

まとめ:三重大学は基礎が非常に重要!

・工学部・医学部医学科は2次の配点が高い!
共テが終わってから慌てて2次対策を始めることのないように、
秋以降から2次対策を始めよう!

・2次試験ではどの科目も基礎が大事!
ただ丸暗記するだけではなく、ひとつひとつ理解をしていこう!
普段の勉強から、詰込みではなくじっくりと取り組むこと!

三重大学は国公立大学なので、
必要な科目数が多く、計画的な勉強を進める必要があります。

「いつまでに、なにを、どのくらい」をしっかりと考え、
それに沿って勉強を進めていくようにしましょう!

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